転職ノウハウ

退職時の有給消化ってあり?

皆さんこんにちは。今日は退職時の有給休暇の消化についてお話したいと思います。

日本で働くサラリーマンにとって、切実な問題ですよね。

なんと日本における有給消化率は僅かに50%に達していないというデータもあり、有給がいかに消化しづらいかを物語っています。

そんな中、いよいよ転職先が決まり、「辞める前に全て消化したい」という希望をお持ちの方は多いではないでしょうか。

今日はそんな、退職時の有休消化について解説したいと思います。

有給は労働者の権利なので積極的に取得すべし

結論から書きますが、退職前の有給消化であり、会社に籍だけ残っていて働かない従業員でも賃金を払わなければならないのです。

有給休暇の付与日数は、継続勤務年数が6.5年以上だと年に20日となります。

休暇は付与された翌年まで持ち越すことができるので、最大で40日の休暇が残っていた、というケースもあるのです。

会社に拒否されたとして、有給消化することは可能なのでしょうか?

大丈夫です!

有給休暇はれっきとした労働者の権利です

ちなみに、会社からの許可は必要ありません。労働者が請求したら必ず付与する義務が会社にはあります。

ただし、繁忙期に取得時期を変更させる権利(時期指定変更権)が会社にはあります。

とは言え、退職するのであれば繁忙期もクソもないですよね!遠慮せずにしっかりと取得しましょう。

もちろん、退職後もその会社と良い関係を維持したいのであれば、よく考えてからにしなければなりません。

注意すべき点

退職前に消化すること

有給休暇は、あくまで「労働者」の権利です。

退職してしまった後ではその権利を行使することはできません。

ですので、まずは退職日を定め、そこから逆算して何月何日までに引継を終えて有給消化期間に入るのかを計算しておくようにしましょう。

退職日の設定は慎重に

退職の意向は、上記のスケジュールをしっかりと確認した上で会社に伝えることをお勧めします。

例えば、有給休暇が40日残っており、3月31日付で退職するのであれば、1月末までには引継を終えて有給消化に突入できるようにしておかねばなりません。

引継の期間が1ヶ月かかると考慮すると、遅くとも12月末には会社に伝えておかねばなりませんね。

少し余裕をもつのであれば12月半ばでしょうか。

どうですか?何ヶ月も前から準備しなければなりませんね。

では、引継の時期を考慮したとして、いつまでに会社に報告すれば良いのでしょうか?

就業規則を確認しよう

就業規則を確認して下さい。

従業員が10名以上(パート・アルバイト含む)の会社は、就業規則を必ず配備しておかなければなりません。

更には従業員に周知する義務もあります。

就業規則には「退職に関する事項」が記載されておりますので、何ヶ月前までに会社に伝えなければならないのか確認して下さい。

もし、10人未満で作成義務のない会社の場合は上司に相談するようにしましょう。

会社に反対されたら

まずはしっかりと意思表示を

退職時の有給消化に際して会社から反対されて断念する方は多いようです。

しかし繰り返しになりますが、有給休暇を消化すること、そしてそのタイミングは働き手の自由なのです。

退職時に未消化の有給が何日も残っているということは、普段従業員が有給休暇を消化できる体制をつくっていなかった会社に責任があるのです。

拒否された場合

もし、拒否された場合はどうでしょう。どうしても消化したいというのであれば、労働基準監督署(以下労基)に相談するのが良いです。

その際は、タイミングが重要になってきます。

申請して拒否された段階で労基に相談したとしても、もちろん会社に対して指導はしてくれます。

しかし、会社が労働基準法(以下労基法)違反となるのは「有給を申請したにも関わらず賃金が振り込まれなかった時」なのです。

更に、行政は有給休暇中の賃金を払わなかった会社に対して一定の付加金を支払うことを命じることができます。

証拠を残すこと

その際、重要になってくるのは、きちんと有給休暇を申請したという証拠を残すことです。

さすがに内容証明で会社に送る必要まではないでしょうが、メールを送信し、その画面を写真に撮っておくなどの対策はしておいた方が無難でしょう。

誠実な対応を心掛けよう

引継はしっかりと

退職時に有給休暇を消化することは何ら問題はありません。

しかし、引継や、その他の退職準備はしっかりと行ない、残る同僚に迷惑をかけないようにしましょう。

たまに何の前触れもなく職場を去ってしまう方もいますが周りはすごく迷惑します。

「立つ鳥跡を濁さず」ではないですが、今までお世話になった職場に対し不義理はしないように気をつけましょう。

おわりに

いかがでしょう。

日本の職場は有給休暇を取得する事が他国に比べて難しい事情があるとは思います。心機一転、新しい職場に移る前に、ちょっとしたまとまった休暇を取るのも良いのではないでしょうか。

どうせ、定年までずっと働かなくてはならないのですから。

充電期間と捉えて思い切りリフレッシュしてみて下さいね。

それではみなさん。また次回、お会いしましょう。

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